水道料金の早期見直しを

料金の早期見直しを

業務用基本料金は全道5位の高さ

水道企業団決算議会で資料もとに指摘

 

中空知広域水道企業団議会(定数13、飯澤明彦議長)の第2回定例会が30日に開かれました。4日付けに続き清水雅人議員の2015年度決算審査と一般質問のうち、収入の概要を掲載します。

水道企業団の収入は、3市1町の家庭・事業所からの料金、起債(借入金)、国の交付金など31億3千万円にのぼります。主な収入(金額は百万単位四捨五入)は以下の通りです(内訳は日本共産党滝川市議団作成)。

■水道料金 15億1千万円

■下水道料金徴収事業受託費 6千万円

■構成市町出資金 1億9千万円

■構成市町負担金(償還利息分) 2千万円

※上記の出資金と負担金は、統合前の構成市町の水道施設の起債償還分を構成市町から2020年度頃まで受領する (決算額・滝川市1億円)。財源の一部は償還額に応じて構成市町に配分される地方交付税(決算額5500万円差額は市が負担)。

■構成市町負担金(料金福祉減免分、消火栓維持費分) 2千万円

■企業債 3億5千万円

■長期前受け金収入 1億1千万円

■メーター負担金、水質検査料、受託工事収益、補償金、その他 4千万円

※収入合計23億円と支出合計31億3千万円の差額8億3千万円は、減価償却費(現金支出のない経費)の分になる。

※配水事業統合前の起債償還のうち市独自分が2029年度までに合計5億7千万円あり、ほぼ半額が交付税で措置される。

清水議員は、道内35市の水道料金の資料をもとに、当企業団の料金が他市に比べて高い実態を明らかにしました。(当企業団のみが統一料金なので、事業体としては33)。

 清水議員の資料から

■家事用 33事業体中6位。道内の最高額2399円(夕張市、8㎥)、最低額713円(北斗市6㎥)。最高と最低の差は1686円。当企業団は1460円(7㎥)で、33事業体の真ん中17位の釧路市1191円より、269円高い。

■業務用 33事業体中5位。最高額4357円(深川市、15㎥)、最低額767円(函館市767円、10㎥)。最高と最低の差は、3590円。当企業団は3672円(15㎥)で、17位の網走市(2095円、8㎥)より、1577円高い。

■以上から中空知水道企業団の基本料金は、家事用、業務用とも道内5位~6位の高い位置にあること、特に業務用の基本料金が、平均的な市より1か月に1500円以上高いことが明らかです。

しかし、答弁では「審議会で検討されたもので適正」と述べました。2009年度に策定された地域水道ビジョンは、「おおむね3~5年程度で計画管理としての評価・見直しの機会を設けます」と述べているのに、放置していることは、重大です。

収入概要でわかるように、収入の9割近くが水道料金収入です(下水道受託料、水質検査料、補償金などは含めない)。水道企業団の経営陣(構成3市1町)と幹部は、料金収入の適正管理を住民から委託されているのですから、早期に見直すことを利用者に約束すべきではないでしょうか。

 

ABOUTこの記事をかいた人

清水 まさと

●1956年 由仁町生まれ、北海道大学水産学部卒 ●活動歴 啓南中島連合町内会事務局長、 心身障害児(者)親の会会員 ●現在 党北空知留萌地区常任委員、空知町1区町内会総務 ●家族 妻、(娘、息子は就職)