温泉施設ふれ愛の里に毎年6000万円の税金支出 市の継続是非を議論すべき

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温泉施設ふれ愛の里の運営管理に6,189万7,000円の支出

決算資料の29ページにこの収支が出ており、532万円の赤字です。(日本共産党は、継続の是非を含め検討します)
(2015年9月決算委員会議事録より)

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1点目、赤字の原因について。電気料金であれば、その額等は。
答弁 平成26年4月から消費税の税率が上がりました。それによって、ふれ愛の里の入浴料等の各種利用料金を値上げいたしました。そのことによって売り上げが落ち込んでしまったということ、また物販部門の売り上げにつきましても消費税の税率増の影響により落ち込んでしまったこと、これらが赤字の大きな要因になったと伺っています。

2点目、赤字で運転資金不足になっていないか、
答弁 資金繰りは楽ではない状況ですが、何とかやりくりしていると伺っています。

3点目、代行負担金の支払いを早めてはいないか。
答弁 協定書に従い管理代行負担金は年に3回に分けてグリーンズに支払っていますが、早めてはいません。

4点目、第三セクターなので、赤字の埋め合わせは最終的に血税になる。貸付金の返還が滞って何年目か。
答弁 平成13年に6,000万円の貸付金を出して、(定額で)徐々に減らしている。平成25年に3,580万円から3,500万円に減額しました(定額でない)。その後3,500万円なので、平成25年、26年の2カ年滞っています。

5点目、指定管理代行先選定の公募化は検討したか。
答弁 滝川ふれ愛の里は「地域に賦存する多様な資源を総合的に活用し、都市と農村との交流等を促進することにより本市の農業振興及び農業、農村の活性化を図り、食による健康の拠点づくりに資するという行政目的」を持って設立されました。滝川グリーンズに関しては、今の行政目的を達成するために市が中心となって設立した会社ですから、現在のところ公募化は検討してございません。

6点目、ふれ愛の里の運営問題と滝川グリーンズの経営問題を分離して考える時期に来ているのではないか、決算を見るとそ ういう疑問も湧いてきますが、お考えを伺います。

答弁 赤字を出したことで営業努力が足りないと言われれば確かにそのとおりですが、消費税増税という社会的背景があるということを考えても、ふれ愛の里の運営問題、滝川グリーンズの経営問題を分離して考えるということは今のところ行ってございません。
※質疑の意図は、現状・・・ふれ愛の里の運営収支=ほぼ滝川グリーンズの経営収支になっている。あるべき方向は、①ふれあいの里の運営収支が赤字になることは、市場原理に沿ったものでしかたがないので、赤字額を正確に示す方法を考案すべき②一方㈱滝川グリーンズは、ふれあいの運営の犠牲になる必要はなく、正当な人件費を計上して指定管理代行負担金を請求する(非公募なので毎年の見積もり書で)③滝川市は、ふれあいの里の指定管理代行負担金として、ふれあいの里の赤字分(①)を含めて計上する④そうすれば、赤字は滝川グリーンズの責任でないこと、市の責任で出た赤字であることが明確になる。市は市民に赤字額と理由がわかるように説明し、税で補てんする計画を示す。

再質疑 結局消費税増税が500万円の赤字の主な理由ということですが、公募化も検討しているのかなと思って聞いたのですけれども、全く考えていないと。その理由として言われたのは、行政目的からいってということで、指定管理施設そのものは全てが行政目的を持っているわけで、ここだけが行政目的を持っているわけでないのです。特にグリーンズは公募できない行政目的、特別なものがあるように聞こえたけれども、もう一度お伺いしたい。

鈴木副市長の答弁  ふれ愛の里について私もグリーンズの副社長を兼務しておりますので、その立 場も含めましてお答え申し上げます。まず、1つ明確にしておきたいのは、グリーンズというのは、皆さんこの点はぜひとめ置いていただきたいのですけれども、ふれ愛の里を運営するための目的でつくられた三セクでございます。したがいまして、そういう意味では分離して考えた場合にグリーンズの雇用をどうするかとか、グリーンズという会社をどうやって継続させるのかという問題がその前に必ず議論されなければならないと思っております。ただ、経済的な理由で、これを離してしまおうというようなご質疑については、私は疑問を持っております。

もう一点は、それでは第三者への委託というのを何も勉強していないのかといいましたら、これは違います。皆さんご存じの公的な施設の運営で上場企業までになった共立メンテナンスという会社がございます。こことは、大変親しくつき合って、相談をしたり、情報をいただいております。そうしますと、必ずしも同じような類似のケースで他の市町村が第三者、民間機関に指定管理を出している指定管理料というのは、決してグリーンズは高くございません。これは、なかなか数字は明かされませんけれども、いろいろヒアリングしたところではそのようにつかんでおります。

例えば共立メンテナンスは、京極町、これは宿泊施設を持たない温泉施設です。これの指定管理を受けております。入り込み客数10万人です。ただし、なかなか数字は言ってくれないのですけれども、3,000万円を切ることは絶対ありませんと役員の方はおっしゃっています。私は、3,000万円であるか、ないしは4,000万円ぐらいではないかと推定しております。この10万人の入り込みで、小さい規模のコテージがついているところでもございません。そういうところの管理運営でもこれぐらいの費用というのは市町村として支出しているという事例でございます。あと、グリーンズには、ご存じのように、私と同じように副社長で民間からはスエヒロの高桑社長に入っていただいています。したがいまして、民間の目から人件費の比率等は高桑社長に精査してもらっていますけれども、高桑社長はそういう意味では人件費等の比率は決して高くないし、ぎりぎりでやるべきことを回しているとおっしゃっていただいております。確かに営業等ではまだまだ弱いところがございますけれども、私たちもただグリーンズは三セクだから、 グリーンズにやらせておけばいいということではなくて、いろいろ調べておりますけれども、必ずしも第三者への委託をすることでふれ愛の里というのが一気に指定管理料も下がって解決するというようなことはないというのが私たちの調査では見通しているところでございます。ちなみに、きょう月形町が出ていましたけれども、まさにあれが第三者へ出した実態でございます。それから、もう一点、ちょっと長くなりますけれども、安易に指定管理を民間に委託して、民間は採算が合わなくなったら手を上げます。月形町のケースも、5年契約していながら途中で手上げています。こういうリスクも民間への指定管理というのはあるということは、我々伝習館でも十分にもう学んだところでございます。この辺も含めて、ふれ愛の里とグリーンズのあり方というのを、決して今がベストだと思いませんけれども、慎重に考えていきたいと考えております。

ABOUTこの記事をかいた人

清水 まさと

●1956年 由仁町生まれ、北海道大学水産学部卒 ●活動歴 啓南中島連合町内会事務局長、 心身障害児(者)親の会会員 ●現在 党北空知留萌地区常任委員、空知町1区町内会総務 ●家族 妻、(娘、息子は就職)