オイルサーバー設置を強く要請 3階以上に灯油配達 業者なくなる可能性

itinosaka

オイルサーバー設置を強く要請

3階以上に灯油配達 業者なくなる可能性

1戸2100万円の新築も見直し検討を

 

オイルサーバーがない高層住宅が、大きな問題になっています。滝の川団地、一の坂団地の入居者や町内会関係者から11月上旬、日本共産党市議団(清水雅人、舘内孝夫)に相談が寄せられました。市議団は緊急に調査を行い15日、建設部建築住宅課に要請しました。概要を掲載します。(写真は一の坂団地5階建て)

 

配達してくれない

■3階以上にホースを持ち上げて給油する業者は、市内ではゼロになりました。市外業者が数軒上げてくれますが、料金が割高です。

※一例を示すと、150ℓ以上の基本料金92円(税込み)、1階あたり3円高くなるため、5階101円、4階98円、3階95円。

■市内の数社は、2階までホースを持ち上げます。その他は、1階物置内のポリタンクに給油します。

■配達を受けられない入居者は、1階から20㎏近いポリタンクを上まで運び、90ℓタンクに移し替えます。高齢者、障がい者、女性に大変なことです。

■ある灯油配達業者は、人件費、ホースの損傷、配達時間など問題が多く、「何とかしたいが、商売にならない。」と述べています。

 

公営住宅行政

の転換必要

■3階建て以上の団地でオイルサーバーが設置されていないのは、みずほ、滝の川(市営、道営)、一の坂、新町身障者住宅、啓南(道営)です。これらの団地は70年の耐用年数に対し40年前後しかたっていませんが、市はオイルサーバーを設置する考えはありません。理由は予算が厳しいこと。「市営住宅特別会計は独立採算」の方針なので、一般会計からの繰り入れはなく会計自体が行き詰っていることです。

■一方で、新築市営住宅の1戸当たりの建設費は、直近では2100万円(東町団地5階建て)にもなっています。5年ほど前は1800万円でしたが資材、人件費が上がっているのが原因です。これが会計の行き詰まりの最大要因です。木造2階建てなど建設費を下げる工夫をしていますが、解決策にはなっていません。

 

ご意見下さい

1戸2100万円の一方で、これから30年もポリタンクを上げ続ける市営住宅、風呂なし住宅の解消は15年後。このような市営住宅行政でいいのか考え直す時期に来ているのではないでしょうか。1戸2100万円より大幅に低い予算で、1戸70㎡の平屋住宅は十分建設できると思われます。地価が下がり、空き家が増え続ける時代にあった市営住宅行政について、読者の皆さんのご意見をお寄せ下さい。

ABOUTこの記事をかいた人

清水 まさと

●1956年 由仁町生まれ、北海道大学水産学部卒 ●活動歴 啓南中島連合町内会事務局長、 心身障害児(者)親の会会員 ●現在 党北空知留萌地区常任委員、空知町1区町内会総務 ●家族 妻、(娘、息子は就職)